使い方③:OKR作成
このページでは、OKR作成画面で設定できる項目と、OKRの作成・変更・無効化・削除の方法について紹介します。
1. Objectiveの各項目
(1) タイトル/(2) 親OKR/(3) 親Key Result/
(4)責任者/(5) グループ/(6)OKR背景/(7)サンプルを見る
(1) タイトル[必須]
(2) 親OKR
- 親OKRを設定することで、ツリー構造を構築できます
- 親OKRを設定しない場合は、孤立OKRとなります
(3) 親Key Result
- 親Key Resultの設定により、上位OKRとの紐づきがより明確になります
- ツリー表示では赤枠で表示されます
- またObjective進捗率を上位KRの進捗率に自動で吸い上げることができます
(4) 責任者[必須]
- Objectiveの達成に責任を持つユーザーを1人設定します
(5) グループ
- グループの設定により、OKRマップ上のフィルターを活用できます
(6) OKR背景
- 「目標の背景や課題」「達成に必要な成果」を入力するテキスト項目です
💡目標の背景を具体的に言語化する
メンバーが目標の背景や現状の課題感を理解できると、目標に対して主体的に取り組めるようになります
OKRを考える際のディスカッションの過程や、関連する資料のリンクなどがあれば最適です
OKRに関わる全員が同じ解像度・イメージを持てるよう、明確に言語化しましょう
(7)サンプルを見る
- OKRの書き方について、具体的なポジション別・部署別のサンプルを見ることができます
2. Key Resultの各項目
(1) タイトル/(2) 責任者/(3) 進捗・自信度/(4) 達成基準と計測方法
(5)協力者/(6)目標の高さ /(7)サンプルを見る
(1)タイトル[必須]
(2)責任者[必須]
- KRの進捗に責任を持つユーザーを1人設定します
(3)進捗率の設定
- 「目標値/単位/初期値」「自信度」を設定します
💡目標値を設定する理由
目標達成できたかどうかに注目しがちですが、その過程を確認することの方が非常に重要です
目標値を設定して、進捗を測定できるようにしましょう
また進捗状況を測定できる状態にすることで、進捗が進んでいなくても
「進んでいない=何か課題が発生している」と気づき、アクションを起こすことができます
(4)達成基準と計測方法
- 「達成基準」「計測方法」などを入力するテキスト項目です
💡達成基準と計測方法を入力する理由
0→1目標などの定性目標で、目標値を設定できない場合は、進捗を測定することが難しくなります
進捗が進んでいるのかわからない目標を追いかけることは、先行きが見えず心理的負荷が高まります
設定時に、チーム内で達成基準をすり合わせておきましょう
(5)協力者
- KRの進捗に欠かせない、主体的に関わるユーザーを設定します
- 複数人設定することができます
💡責任者と協力者で、OKRにおける役割を可視化しよう
誰が目標を担当しているかは、その本人やチームにとって重要な情報です
また責任者や協力者に1つも設定されていない場合=目標がない ことになります
責任者や協力者に設定されると、「ホーム」や「自分のOKR」にOKRが表示され、
自分が担当すべきOKRに簡単にアクセスできるようになりますができます
(6)目標の高さ(詳細設定)
- 「ムーンショット」「ルーフショット」「設定なし」から選択します
- ムーンショット:過去の延長線ではなく、斬新な創造性や常識に囚われない発想を実現する目標
- ルーフショット:100%達成を目指す目標
(7)サンプルを見る
- OKRの書き方について、具体的なポジション別・部署別のサンプルを見ることができます
3. Objectiveの作成方法
方法①:OKRツリーに追加
- OKRツリー上の【+】ボタンをクリックし、「KRに紐づけて下位OKRを作成する」から任意の【KR】を選択、または【KRには紐付けずに作成】を選択すると、Objective作成画面が開きます。
- 補足:【KRに紐づけて下位OKRを作成する】を選択し、任意KRを設定した場合は、OKR作成画面に「親Key Result」が自動で入力されます。複数のKRを親KRとして紐づけたい場合には、OKR作成後に変更してください。詳細はこちら
方法②:孤立OKRとして追加
- 【OKRを追加】ボタンを選択すると、Objective作成画面が開きます
4. KRの作成方法
方法①:Objective追加時に続けて追加
- Objective作成画面に表示される【保存してKR作成に進む】ボタンを選択すると、KR作成画面が開きます
方法②:作成済みのObjectiveに追加
- Objectiveの詳細画面(マップ画面にてObjectiveタイトルをクリック)< Key Result<【Key Resultを追加】ボタンを選択すると、KR作成画面が開きます
5. 各項目の変更
-
「親Objective」以外の項目:Objectiveの詳細画面(マップ画面にてObjectiveタイトルをクリック) <Key Resultのタイトルをクリック< ⚙マーク(「Key Resultを編集」)より変更できます
-
「親Objective」:Objectiveの詳細画面(マップ画面にてObjectiveタイトルをクリック)< ⚙マーク(「Objectiveを編集」) より変更できます
6. 無効化・有効化・削除
まず下記の手順で非表示(無効化)の設定に変更します。
- OKRマップから非表示にしたいOKRのObjective名(KRの場合はKR名)を選択
- 表示されたOKR詳細画面>⚙マーク(「Objectiveを編集」「Key Resuktを編集」)>OKR編集画面を開く
- 編集画面左下の【このOKR(Key Result)を無効にする】を選択する
対象のOKR(またはKR)がOKRマップ上で非表示となります。
非表示となっているOKR(またはKR)を完全に削除したい場合は、以下の手順で行います。
-
OKRマップ上の右上の【設定】から【無効なOKRを表示する】にチェックします。
※無効化されたOKR/KRは取り消し線が引かれています。
-
無効化と同様の手順(①対象のObjectiveまたはKR名を選択→②詳細画面→③OKR編集画面)を行うと、下記が表示されます。削除したい場合は、【削除する】を選択し、再表示させたい場合は【有効にする】を選択します。
💡無効化と削除の使い分け
・ 無効化: 「OKR期間の途中の見直しによって今期の目標から外れた」など、マップから除外するが残しておきたい場合
・ 削除: 完全にデータを削除したい場合
7. 並び替え
- 並び順を変更したい層の1つ上に紐づくOKRのObjective名(例:2層目を変更したい場合は1層目のObjective)をクリックし、OKR詳細画面を開きます。
- 【…】右ドロワーから「子OKR並び替え」を選択します。
- 「子OKR並び替え」をクリックして表示された下位OKRの
部分ドラッグし入れ替えます。